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2018年10月23日(火)11:29

シューズの研究開発拠点「DISC BUSAN」を 韓国・釜山に開設

デサント
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株式会社デサントは、「モノを創る力」すなわち商品の企画開発力を競争力の源泉として強化に努めています。今回、シューズの研究開発拠点としてDESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX BUSAN(デサントイノヴェーションスタジオコンプレックスプサン)(以下、DISC BUSAN(ディスクプサン))を韓国・釜山に開設し、2018年10月17日(水)より始動しました。

「DISC BUSAN」は、“Innovate For Your Best(イノヴェイトフォーユアベスト)”というコンセプトのもと、科学的実験と研究開発により、製品開発の中核になる新たな技術とランニングシューズを中心としたハイパフォーマンスシューズとしての信頼性を構築し、グローバル競争力を備えたシューズの開発を実現していきます。

また「DISC BUSAN」は、シューズの研究開発拠点が集まる韓国・釜山においても最大規模の施設であり、様々な国から優秀な人材を採用し、それを生かせる組織体制と多くの実験検証設備・機器を備えています。

“Research Lab(リサーチラボ)”、“Design Studio(デザインスタジオ)”、“Material Lab(マテリアルラボ)”、“Product Lab(プロダクトラボ)”という4つの組織で構成され(詳細は次ページ参照)、ユーザー中心の新たなイノヴェーションプロセスを構築していきます。消費者研究室を使用してユーザー自身が気づいていないような潜在的なニーズを引き出す専門的な検証と分析をし、同時に人体力学研究室において人体工学・生体力学に基づきシューズが人体に及ぼす影響を検証することで開発コンセプトを立案します。素材テスト室・製品開発室において、それを具現化する素材の開発と、素材や部品の性能評価、完成品の品質試験といったプロセスを繰り返すことで、ユーザーが求める機能性とフィット感を追求したシューズを生み出します。

施設は、400mトラックが建物の周りを一周するような円形の造りになっており、消費者研究室、人体力学研究室、素材テスト室、製品開発室など研究開発が可能な設備を備えています。

デサントグループは、7月に大阪府・茨木市で稼働を開始したスポーツアパレル研究開発拠点「DISC OSAKA(ディスクオオサカ)」と併せた2つの「DISC」でスピード感のある研究開発をしてまいります。

◆「DISC」施設概要
所在地:大韓民国釜山市広域市江西区ミョンジ国際6-162
敷地面積:17,082㎡
延床面積:15,995㎡(地上階 8,355.52㎡/地下階 7,640.04㎡)
構造:鉄筋コンクリート造 地下1階地上2階建て
主要設備:400Mトラック、傾斜トラック、フットサル場、3×3バスケットボール場、消費者研究室、人体力学研究室、素材テスト室、製品開発室、コンベンションホールなど

◆「DISC BUSAN」の組織と役割
1.Research Lab:ユーザーのニーズに関する専門的な検証・分析と人体工学・生体力学的分析と研究による開発コンセプトの立案
2.Design Studio:Research Labで収集・研究した結果を具現化し、工学的デザイン・コンセプトを立案
3.Material Lab:マテリアルライブラリーの構築とトレンド研究による素材提案、外部との協業による新素材開発、完成品・部品・素材の性能評価、グローバル基準の品質基準の確立
4.Product Lab:ラスト・モールド・ソールの開発及びサンプル作成

◆主な設備紹介
-3Dモーション分析システム
-インソール足底圧計測器

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