ウッド用シャフトは発売から3ヶ月経過した『クロカゲXD』が安定した人気を保っています。一方、トライファスから7年のときを経て『バシレウスZⅡ』が登場、安定感と飛びを進化させた人気商品とっていますが、欠品が響き伸び切れていません。
フジクラの『スピーダーTR』、『EVO4(DR・FW)』も安定した人気をキープ。また、エストリックスの新色『SHOCKWAVE ブラック』。『新バルマーBBX(ドライバー)』も順調なスタートを切っています。
ハイブリッド・アイアン系のカーボンシャフトは『MCH・MCI』が堅調で、「ATTAS HY/EZ」も安定感抜群。国内のプロも「カーボン使用率」が高まってきていますが「重量フロー」を気にするゴルファーも増えているので「重めのカーボン」の人気が高いです。
アイアン(ユーティリティ)用のスチールシャフトはSからRへの移行が顕著になってきている一般ゴルファーと、HSも近い女子プロでも同様のRシャフトが多く、男子は重量系Sシャフトが主力で市場の販売傾向と合致します。アイアンのシャフト交換はセット(6~10本)で変えるため使い慣れたものに落ち着く傾向も理由のひとつでしょう。ユーザーへ上手くアピールできれば、更に広がる可能性があると思います。
グリップは上位陣の変動は特に見られませんが、各メーカーの新製品がどの程度広まっていくかに注目。材質・性能・コスメ等についても新商品が出てきていますが、シャフト同様に「軽量」が訴求できるか注目したい。
今年は例年よりも早い梅雨明けで「夏の陣」が早まり、休みの分散化により、ゴルフの集中需要が緩和されそうです。